CALL OF JUSTICE

第1章に続いて2章、3章観て来ました。

とりあえずお話が面白い。
フルCGの良し悪しは置いといて、とにかく物語は面白い。
三部作構成でそれぞれのパートでちゃんと話しを掘り下げられるから、内容のボリュームもあるし、それぞれが濃い。
まぁ、本当ならこの内容を3時間弱で1本の作品に出来ないところが日本映画の微妙なところだな。
劇場公開と言っても、ロードショー公開では無く一部の劇場のみでの限定公開。
後に出るBlu-rayの販売と抱き合わせの戦略ってやつですかね。
その意味ではオリジンやヤマト2199なんかもそうだよな。

それはそれとして、今回のお話。
これまでのサイボーグ戦士たちの戦いの歴史ありきで、それを経て今再び…て言う流れ。
新たなクリエイターが石ノ森承太郎氏の意思を受け継いで紡ぎ出す物語は…
よく出来たサイボーグ戦士たちの物語でした。
ただ、ここまでやっちゃうと…
次が作り難いような気もする。
未完の大作を終わらせちゃったような…そんな感じ。

いやぁ、良かったわ。

因みに今回の作品の中で重要な役割をしているのが加速装置。
RE:でもちょっと触れてたけど、今回は核心に触れると言うか、加速装置の新しい解釈。
ただまぁ、加速装置って今回の作品では光の速度をも超えちゃって、それは加速しすぎじゃないのか?てトコもあるんですけど、視点を変えて見た時にリアルな加速装置の解釈が生まれてくる。
そしてそれが理にかなっていて、かつサイボーグ戦士島村ジョーが戦える理由にもなってるって言う…

奥深いわ!

0コメント

  • 1000 / 1000