BRAVE STORM

地味ーに公開されてたBRAVE STORM
いや、俺が全然知らなかっただけで、もしかしたらその手の雑誌とか世界では話題になってたのかも知れないけど…
気付いてよかった(笑)

オマージュは見ての通りのレッドバロンとシルバー仮面。
シルバー仮面のリメイクと言えば
「シルバー假面」
実相寺昭雄監督の遺作になったと言われる名作。
三部作でミニシアターのみの上映だったかな。
かなり監督の趣味に走った作風なので、多分一般受けは微妙かと思いますが、個人的には好きな作品です。

それはさておきBRAVE STORM
2050年なんたら〜と、唐突に注釈から入る展開はこの手の作品には有りがちの始まり。
と、思ったらお話はいきなり現代
観ながら、この役者さん何処かで見たよなぁ…
て、思うんだけどなかなか思い出せなくて…
後でテロップ見て
「あー!そうだった!」
と驚く始末。
オーズとアマゾンだった。

巨大ロボットを巡る攻防とそれをサポートするシルバー、キルギス星人の地球征服を阻止せよ!
てな話。
シルバースーツ、第一印象はミラクルマンかと思った(笑)
あ、プロレスラーとかじゃなく、こいつ
でも思い出してみると、シルバー仮面も元々そんな作りだった。
一応人の能力を500倍にしてくれると言ってたが…
シルバー仮面らしくそれ程強く無いです。
レッドバロン
かつてのバロンの顔を残しつつカッコいいロボットになってます。
実際の映像にCGでロボットや破壊のイメージを重ねていくのは今のお約束なんでいいと思います。
街のど真ん中で巨大ロボット大暴れ
それもまぁいいと思います。
ただ…
ブラックバロンが現れた時に、いきなり戦闘機2機飛んで来てミサイル撃つって…どうなの?
シン◯◯◯みたいに「総理、撃ちますか?!」
とかのシーンは滑稽でギャグにしかならないけど、何かしらのアクションがあってからじゃ無いと、なんか唐突過ぎてなぁ
あと物語の視点が登場人物側の視点でしか描かれてないので、世界観が物凄く小さくなってる気がする。
街が破壊されて逃げ惑う人たちの描写は入ってるけど、逃げる人たちや第三者からの目線の描写が一切ないのがちょっと。
本人は「地球を守る正義の力」と言ってるけど、なんの脈絡もなくいきなり現れて、勝手に街を破壊してキルギス星人倒して満足してるけど、はたから見たら「あんたら勝手に何してくれてんの!」て感じ。
今の戦隊なんかも基本的にそうなんだけど、ただあの人たちは人助けした上での戦闘だから、まだ救われる。
この作品には敵を倒す!て以外の見せ場が無いんだよねぇ。その辺がひとつのお話として見た時に薄っぺらいなぁ…と、残念に思うところ。

最後の主人公のセリフもカッコいいんだけどねぇ…










ざんねん!!

あ、物語最後の演出…と言うかシーン。
笑っちゃったのは俺だけか?
あ、次はそこ行きますかぁ〜
それそれで実現出来るならとても楽しみです。
でもちゃんとパンフに載ってるのはネタバレ嫌だな。

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ZとMacと映画三昧の日々

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